アートゼミの アートノート

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井原の綿の芽が出ました

井原の綿の芽が出ました
円山教室の玄関横に、ここ2年ほど種から植えているものがあります。
それは綿(ワタ)。
今からちょうど3年前、2018年の7月の西日本豪雨では岡山のみならず福山方面まで甚大な被害がありました。
その中には日本でも有数のデニムの産地、井原市も。世界的に有名なアパレルブランドからもオファーがあるようなデニム工場その数100以上。それが豪雨で何万というデニムの反物が泥に浸かってしまったそうです。
井原のデニム協会の吉河会長が手づから種をまき、丹精込めて育てた最高級デニムをテレビ番組で取材したことのある浅井アナウンサーからご縁をいただいて、水に浸かって売り物にならなくなったデニムの中から比較的綺麗なものをこどもたちの手でアートとして再生する“デニムの開花宣言!”展を開催できたのが翌年の春。
この綿の苗は井原デニムの種から生まれました。